ここに幸せがあります。

摂食障害が生きやすくなるためにすったもんだするブログです。

過食嘔吐が続いた先の未来

摂食障害であることを恥ずかしいと思うし、過食嘔吐しかしない毎日がむなしいとも思う。

いつも食べ物のことを考えていて、仕事が終わったら過食嘔吐するための食材を買い込む。

今はもうほぼ吐けるけれど、それでも一応「吐きやすい」順番があるので、食べる順番をあれやこれやといつも考えている。

 

食べるために吐いて、吐くために食べて、吐き疲れて眠るまで食べて吐く。

 

定時退社して早く家に帰っても何もできない。

食べて吐いてるだけ。食べている時が一番落ち着く。食べ物が私の癒しで、嘔吐は太らない魔法だとすら思う。

そう思ってるのは真実なんだけど、むなしく感じてるのも事実だ。


食べて吐くばっかりの人生。いつまでたってもまともに食べられなくて、帰ったら吐くだけだし遊んでても何か食べたら吐く。

時間がもったいないし友達にも申し訳ない。

一人で趣味なんて楽しめるはずもなくて、私の人生なんなんだろう?って思う。

 

いつになったら治るんだろう。

どうやったら治るんだろう。

治るってどういう状態なんだろう。

ごはんがまともに食べられないだけの病気ってなんなんだろう。

太るのが未だに怖いのか。

胃の中に食べ物が残っているのが怖いのか。

 

今はまだ20代だけど、もしこのままどんどん年を重ねていって、30代になっても40代になってもまともにごはんが食べられなくて、おばあさんになっても吐いてたらどうしよう。


誰かと付き合ったり結婚したりできるんだろうか。

結婚するかもしれない誰かに、私は自分が過食嘔吐だってこと言えるんだろうか。
想像するだけでも恥ずかしくて絶対に言いたくない。

でも治る気もしないし(特に治すことに焦ってないし)、誰かと付き合う予定もない。

結婚しても吐き続けてたらと思うとゾッとする。

っていうか、一生一人で吐き続けてたらと思うとゾッとする。

本当に怖い。


生理ももう止まってるし、下剤乱用してるせいで腸機能は弱まってるし、親類縁者関係が面倒だから結婚願望もない。

あとそもそも性行為好きじゃなくて異性に性的な目で見られるのが得意じゃない。

自分の痩せて胸もない体にコンプレックスがあるせいかもしれないけど、抱いても楽しくないと思っちゃうし。

 

 

いつか誰かが

 

「これは地獄の始まり。

これからはずっと食べ物のことしか考えられなくて体重に囚われて、誰かとごはんを食べられないから遊ぶ機会も減って一人になって、一人でずっと吐いて痩せて化け物みたいになるんだろうね。

おめでとう」

 

みたいなことを言っていた。

本当にその通りかもしれなくて、ゾッとしたことを覚えてる。

 

 

今は幸せだし、誰かと遊んだり友達と笑いあったりできる今、ここに幸せはあると思う。

ここから幸せがなくなったらどうしよう。

 

いつか治せたら、食べ物以外の幸せが得られるんだろうか。