ここに幸せがあります。

摂食障害が生きやすくなるためにすったもんだするブログです。

ジモティーでロフトベッドと洗濯機を引き取ってもらった話

 

以前書いた記事でいかに部屋が汚いかアピールしたと思う。

私は今回は本当に絶対に汚くしたくなくて、部屋が汚れるのが怖くて怖くて仕方ない。

 

キッチンは使ったらシンクの中まで拭くし、トイレは壁から床を拭く。

お風呂はカビさせるのが怖くて怖くて、隅っこにしゃがんで壁側にシャワーヘッドを向けて、できる限り水滴が飛び跳ねないようなして入っている。

正直風呂なのに全く休まらない。

入った後は体を拭いたタオルで浴室内を拭くのだがめんどくさい。

みんな毎度こんなにめんどくさいことをしてるのか、風呂に入って掃除して出るまでがワンセットで、風呂がめんどくさくて仕方ない。

風呂を汚したくないので、銭湯に通おうか考えるレベルだ。

とりあえず、今は帰宅したら必ず動画を2本くらい流しながら軽く掃除することを癖にしようと思う。

 

これまで私は普段帰宅したらもう食べて吐くことしかできず、疲れて寝落ちするまで吐いていた。

すっかり吐き疲れて眠る癖がついてしまいました。

寝ても途中で起きては一、二時間食べて吐いて寝落ち。

仕事のある平日でもこんな生活なもんだから睡眠時間は少ないし眠い。でも仕事は仕事でそんな私のコンディション関係ないし自業自得なのでちゃんとやりたいので、昼休みは寝ている。

どうせご飯食べないし。

 

そんな感じで、帰宅、食べる、吐く、寝落ち、起きる、吐く、寝る、みたいな生活してたから生活サイクルはガタガタ。

加えて夜中に下剤がボンバーすると、夜中に起きてトイレで苦しみ、また寝落ちしてる。

気がつくと便座に座ったまま膝を抱えて寝てて、足がめちゃくちゃ痺れてて立ち上がれないことがザラだった。

 

全部私の生活がだらしないから、だらしなくなってもいい部屋にいたからこうなってたんだと思う。

一つ妥協するとどんどん緩んでしまうので、今回はギッチギチにネジを締めておきたい。

しばらくは掃除の鬼になりたいのだ。

 

今はめたくそ汚い旧居の掃除をしつつ、新居を整えてる。

まだまだ新居には段ボールが残っていて、多分出してない=捨てても平気なんだと思う。

大分捨てたつもりだったけど、まだまだ捨てられそうなので捨てたい。

「そもそもそれ大して捨ててこなかったんじゃないの?」と思われそうだが違う、本当に捨てた。

なんらかの理由があって残してたものも捨てたし、ロフトベッドを引き取りに来てくれたおっさんも協力してくれたのだ。

 

引っ越すにあたり、全く使わなかったロフトベッドを捨てることにした。

処分費用を浮かせたかったので、解体・引き取りをしてくれることを条件に、ジモティーに無料で出品した。

 

「ロフトベッドを譲ります。排水できない洗濯機と、いらんローテーブルも引き取ってくれると大感謝です。」

 

と、投稿するとすぐに問い合わせが殺到した。

その中で文章がきちんとしていて、洗濯機も引き取ってくれるというのがおっさんだった。

 

話はトントン拍子に進み、おっさんはその夜、ロフトベッドを引き取りに来てくれることに。

正直使ってないとはいえホコリとかで汚れてるし、何より部屋は大惨事。

あらかじめ汚いですよって言っておいたけど、あまりの汚さにおっさんは帰るのでは?と不安になるレベルだ。

ていうか正直私もこんなに汚いの?ってびっくりした。

ほんとなんでこんな汚れてるの?

私こんなに汚くできたの?

人間の住処じゃないじゃん。

何これ、普通に暮らしててこうなるもんかよ?

って感じ。

おっさんには

 

「タバコとか吸ってたの?」

 

と聞かれた。ちなみに私、非喫煙者だし、私の部屋でタバコを吸う友人はいません。

おっさんにもどうやって暮らしてたのか聞かれた。

 

「普通に暮らしててこうなるもの?」

 

普通に暮らしてはいなかったですね、乱暴に雑に生活してましたね。

住まいのお手入れとか全然してなかったしっていうかそういうのやるもんなんですね。

皆さんどんな感じで暮らしてるんですかね?

私人間になりたいんです。

まともな人間になりたいんです。

 

何も知らないし、今後関わることもないおっさんだったので、ゲロのことも話した。

吐き方についても聞かれたので正直に話した。

淡々と会話する私におっさんは不思議そうだった。

 

「随分淡々としてるけどショックじゃないの?」

「ショックですよ。めちゃくちゃショックです。こんなに部屋が汚いのも吐いてるのも何もかも。でも一旦感情を出しちゃうと、ショックで死にそうなので。こういうショックなことがあったときは感情を殺すって決めてるんです」

 

なんか厨二病みたいなこと言うけど、私は自分が許容できないほどショックなことがあったり、憂鬱になりかけたときは自分の感情を無視することにしている。

じゃないとパニックになって泣きそうになる。

例えるなら、お化け屋敷に入ったとき、怖くてびくびくしていると、なんでもない廊下すらめちゃくちゃ怖いので、怖くないふりをする感じ。

 

ぜーんぜんショック受けてませんけど??

 

みたいな顔してるのだが本当はめちゃくちゃショックで正直泣きたかった。

部屋汚すぎるしこんなもの引き取ってもらうのも申し訳ないし、ちゃんと生きていられなくて恥ずかしい。

何よりもう24歳なのに自立できなくて他人からの関心とか好意とか、そういう愛情に匹敵する甘い蜜がないと生きてられなくて、周りの支えがないと生きていけない。

人間誰しも誰かのお世話になってるし支えられて生きてると思うしそれはいいと思う。

でも私は寄りかかりすぎというか、感情の拠り所の大半を他人にしてしまっている。

一人でもにこにこして楽しくて、ワクワクしてる人間になりたい。

支えてくれって泣くより、好きな人を支えて、頼られる側でいたい。

好きな人の幸福を祈るだけじゃなくて、幸福の理由になりたい。

 

頭の中では色々考えてたけど、ひたすら淡々としていたらおっさんは言った。

 

「いやー感情に出しちゃった方がいいと思うけどね。

感情とか現状を無視しても何も変わらないし、出さないと行き場がないし。

それに感情出した方が、もうこんな部屋にしないぞって強い戒めになるんじゃない?

まだ若いんだから大丈夫だよ。生きるのめんどくさいけど楽しいからさ」

 

おっさんはいい人だった。

本来なら処分費用がかかる洗濯機を引き取ってくれるわ、めたくそきたないロフトベッドを解体して持って行ってくれるわ励ましてくれるわ。

さらに引っ越しの整理でめちゃくちゃ部屋が荒れていて汚かったのに、片付けまで手伝ってくれた。

汚いし手が汚れるから申し訳なくて断ったのだが、

 

「こうなったらもう何かの縁だからw」

 

も笑いながらぼかすかビニール袋に私の所持品を入れていった。

中には必要なものとか、私がとっておこうと思ったものもあったのかもしれないが、今のところ困ってないし思い浮かばないってことは大したものじゃないのだろう。

 

おっさんありがとう。

新居では頑張ります。

吐くのも減らそうと思います。楽しく生きるね。