¥399の檻
以前、物を捨てる罪悪感について記事を書いた。
物を捨てることにものすごく抵抗感があって、物が溜まっていく。
部屋を綺麗に保ちたいのに、ビニール袋とかたまるし人から貰ったものは尚更捨てられない。
「捨てられたら楽なのに」捨てるのが苦しくて、とりあえずダンボールとかに入れてしまう。
以前の記事でも「母からもらった簡易ゲーム機が捨てられなくて、捨てるのに苦労した」って書いた。
簡易ゲーム機はほんと簡易なもので、テトリスをはじめとした20種くらいのパズル系ゲームができるってもの。電池式。
DSとかそういうのには遠く及ばないけど、でも2000円くらいはするかなって。
母が私のために買ってくれたゲームなんだ、と思うと捨てられなくて。
母の2000円を捨てられなかった。
でも先日ドンキで同じゲーム機が売られてるのを見つけた。
お値段¥399。
やっす〜!!!!!!
は?やっす!!!!!!!
なにこれ、私¥399のために捨てられなくて苦しんでたの?
は?いや、¥399て。
気持ちは値段じゃないとかそういう説もあるけど、値段に気持ちは含まれるでしょ。
綺麗事言うのやめよ。
高いもの、いいものあげたいって気持ちは値段に反映されるって。
なんかこんな安いものに苦しまされたのかと思うと腹がたつというか悔しかった。
母ずるい。
私が苦しんだことで傷ついてほしいとか、私に疎遠にされたことで悲しいと思ってほしい。
新しい家族が欲しいと思うこのごろです。