ここに幸せがあります。

摂食障害が生きやすくなるためにすったもんだするブログです。

5年後

あと5年くらいしたら死にたい。

本当は早く人生に幕引きが訪れてほしいんだけど私は絶対長生きしてしまうと思う。

 

一時期めっちゃ体重が少なくなって毎日吐いて吐いて何も吸収せず、そのくせ下剤は30錠とか飲んでボロボロで、食べることしか考えられなかった。


食べることだけが楽しいのに、食べたら吐かなきゃならないし、外では食べられないし、たくさん食べないと満足できないから美味しくないものを食べて、食べるのが苦痛で死にたくて死にたくて。

 

でも死ぬ一瞬の苦痛が怖くて死ねなかった。

 

このまま体重が減り続けて「もう電池切れです」って終わる日が早く来てほしかった。
でも中々そんな日は来ないし、入院もして体重も増えて40㎏台になった。退院して早く体重を減らしたくてたまらなかった。


病院っていう安全で清潔な場所で、死ぬほどでもないくせにお医者さんや看護師さんに面倒を見てもらってるのが申し訳なかった。そんな権利私にはないと思ってた。

友人が心配してくれて、親だって仕事で忙しいのに数時間かけてお見舞いにきてくれて、

 

「平気だよ、治したいから頑張るよ」

 

って笑っておきながら、本当は体重を減らしたくて吐きたい自分が惨めで情けなかった。大学生にもなって何やってんだろう、周囲は就活して頑張ってるのに病院にいるのが恥ずかしかった。

 

ある日父といざこざが起こった。

もう病院にいちゃいけない、入院してる場合じゃないって切羽詰まって急いで退院した。

毎日吐いていた自宅に戻ったら、多くの私物が父に処分されていた。多分、父なりに「負の遺産」と化していた部屋をなんとかしたかったんだと思う。

 

でも私は思い出の品も沢山捨てられていて、悔しくて悲しくて思い出に申し訳なくて泣きに泣いた。友人に助けを求めて、みんなから背中を押してもらった。


この時のことがキッカケで父親から逃げられた。まだ全然つながってるけどほぼ没交渉になれたから、別に悪いことばっかじゃなかったと思う。

 

ただやっぱり無理やり退院したから、全然治ってないし私も体重を減らす気満々だったし、また退院する前のような食べて吐くばっかりの生活に戻った。また死にたくなる時が増えた。

 

でも体重が減ったのに死ねなくて、今は体重が増えたし、そう簡単には人間て死んでくれないんだって分かった。
体がだめなら心だと思って、一般的に「つらい」と称されることをしてみた。でもぜーんぜん死んでくれなかった。


私ってメンタル強いんだな~~~って分かった。

 

それに最近は友人関係も前よりずっとよくなった。みんな誘ったら遊んでくれる。

友達もいるし好きな人たちがいるし、普通に楽しいことがたくさんできたから余計に死ねない。今はまだまだ楽しいから、まだまだ死にたくない。

 

なんと24歳の誕生日はお祝いしてもらえて誕生日ケーキを食べました。それも二日続けて。誕生日当日、一人じゃなくて友達が祝ってくれて、母にも祝ってもらって、みんなでご飯を食べました。

 

どうですか?過去の私。うらやましいでしょ、24歳の誕生日はとっても幸せですよ。
来年の私はどうですか?去年の楽しさを思い出して辛くなったりしてますか?


今週はアクティブに遊びにいきます、楽しみだし毎日楽しい。

 

ただこの楽しさがなくなった時が怖いから、楽しいうちに死にたい。

 

生きてきたなかで今が一番幸せ。
小学6年生の自分からの手紙に「未来の私は幸せですか?」って質問があったけど、

 

「今が一番幸せだよ」

 

って胸張って答えてあげられる。


5年後の私はどうですか?そろそろ周りが結婚したり、母親との関係性がまた変わってきて、一人になったりすることが多いんじゃないでしょうか。

またそろそろ死にたくなってきてるんじゃないですか?上手に死ぬことはできそうですか?


多分できないと思います。どんだけ中身がボロボロになろうが私は丈夫だし、死ぬ苦痛は味わいたくないので長生きすると思います。
諦めて何とかしてください。もしくは頑張ってしんでください。

 

未来の私は幸せですか?